森保監督が神戸市内で取材に応じ、パリ五輪世代のGK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)について今後もA代表を優先させる意向を明かした。「A代表でプレーしてもらえる戦力であれば、より経験を積んでパリ五輪に行ってもらいたい」と話した。
鈴木はチュニジア戦でA代表初先発。抜群の身体能力と1メートル90の体格を生かしたプレーで完封勝利に貢献した。11月はW杯アジア2次予選とU―22代表の親善試合のスケジュールが重なるが、A代表に招集の見通し。常にU―22代表の大岩監督ともコミュニケーションを取り合い、A代表経由パリ五輪へ「最大限の協力をしてもらっている」と話した。
もちろん、鈴木だけではなく、実力が伴えば他のパリ五輪世代にもチャンスを与える考え。森保流の“A才教育”で代表チームの強化を図っていく。