【アジア杯】日本代表GK前川、鈴木への批判の声を一蹴「彩艶が救っているところもたくさんある」

2024年01月20日 20:21

サッカー

【アジア杯】日本代表GK前川、鈴木への批判の声を一蹴「彩艶が救っているところもたくさんある」
<サッカー日本代表練習>練習に汗を流す前川(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 サッカー日本代表はイラク戦黒星から一夜明けた20日、決勝トーナメント進出を懸けて臨む第3戦インドネシア戦(24日)に向け、ドーハ市内で1時間ほど調整した。
 ここまで出番のないGK前川黛也(29=神戸)はシュート練習などで抜群のセーブ力を披露。練習後の取材では、初戦から2試合連続2失点のGK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)への批判の声についても言及した。

 前川がチームGK最年長として、21歳の鈴木へ集まる声を一蹴した。

 「(1失点目は)全然ミスではない。外野が言うのは簡単。(次戦に向けて)修正するのは絶対だけど、必要以上に言われていると思う。あのアウェーのプレッシャーの中でプレーし、ビルドアップやリスクケアも安定していた。(鈴木)彩艶が救っているところというのもたくさんある。批判されるのはプロである以上、仕方のないこととはいえ、ちょっとそこに集中しすぎなんじゃないかと思う」

 言葉で示すだけじゃない。切磋琢磨(せっさたくま)するチームメートとして「GKは彩艶だけじゃないし、全員が責任を背負ってGKチームで戦っていかないといけない」と一丸の姿勢を強調する。

 この日の練習では積極的に声を出し、チームに活力を与えた。もちろん、次戦での出番に備えて調整も万全だ。頼れる29歳は「自分の仕事を全うしたい」と力強く語った。

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