北朝鮮 なでしことの五輪切符決戦へ“鉄のカーテン” パトカー、厳戒警備…練習場周辺はピリピリムード

2024年02月26日 19:08

サッカー

北朝鮮 なでしことの五輪切符決戦へ“鉄のカーテン” パトカー、厳戒警備…練習場周辺はピリピリムード
バスを降りて練習場に入る北朝鮮女子代表選手(左の2人) Photo By スポニチ
 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」と28日にパリ五輪アジア最終予選第2戦(国立)で対戦する北朝鮮代表は26日、都内で練習を行った。会場入りする選手を乗せたバスはパトカーが追走し、練習場周辺は厳重な警備態勢を敷くなど超厳戒態勢。運命の一戦を2日後に控え、さらに緊張感が高まってきた。
 完全非公開で報道陣は会場施設の敷地に一歩も入ることができない厳戒態勢。10人前後の制服警察官を含めた約15人の警備スタッフが配備され、選手を乗せたバスが到着する30分以上前から入場ゲート周辺の道路では路上駐車していた車が移動を求められるなどピリピリとしたムードが漂った。

 午後に会場入りしたバスには警備のパトカー1台が後方から追走する形で続き、バスは選手が最短距離で競技場に入れるように出入り口近くに横付けされた。

 通常は敷地外の外周から競技場内部の様子がうかがえる箇所はブルーシートで覆われていた。練習が始まると敷地外の道路まで届くほどの掛け声が上がり、約1時間40分後にパトカーを伴ったバスで会場をあとにした。

 アジア最終予選では、2次予選を勝ち抜いた4チームが2組に分かれてホーム&アウェーで対戦(アウェーゴール適用外)し、勝利したチームが出場権を獲得する。北朝鮮はサウジアラビア・ジッダで24日に行われた“ホーム扱い”となる第1戦は0―0のスコアレスドローで終了し、25日夜に日本代表よりひと足早く日本入りした。

おすすめテーマ

2024年02月26日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム