元日本代表FW岡崎慎司が今季限りでの引退発表「気付いたら体ボロボロ、自分に限界を感じた」

2024年02月26日 16:00

サッカー

元日本代表FW岡崎慎司が今季限りでの引退発表「気付いたら体ボロボロ、自分に限界を感じた」
岡崎慎司
 ベルギー1部シントトロイデンは26日、日本代表FW岡崎慎司(37)が今季限りで現役を引退をすることを発表した。今季は膝の故障に泣かされ、リーグ戦の出場は昨年12月のモレンベーク戦のわずか23分のみ。得点もカップ戦で決めた1点にとどまっていた。岡崎はクラブを通じて「気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました」とコメントした。クラブによると、今季終了後に引退記者会見を予定しているという。
 ゴール前での思い切りの良さや攻守での泥くさいプレーが持ち味の岡崎は、滝川二高から05年に清水入り。ドイツのシュツットガルト、マインツを経て、15年に加入したレスターではイングランド・プレミアリーグ優勝に貢献した。その後はスペイン1~2部でもプレーし、22年にベルギーのシントトロイデンに加入していた。

 日本代表では10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシアとW杯に3大会連続で出場。国際Aマッチは119試合に出場し、歴代3位の通算50得点を記録した。

 明るい性格で誰からも愛され、ダイビングヘッドが代名詞となった侍ストライカーが、今シーズンを最後にスパイクを脱ぐ。

 岡崎のコメント全文は以下の通り。

皆さんにご報告があります。

今シーズン限りで引退する事に決めました。サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました。このクラブに来た事、このクラブで引退を決意した事は運命だと感じています。

シーズンが終わったら改めて引退について話が出来たらと思います。シーズン最後まで復帰を目指しながらチームに貢献できるよう頑張ります。

応援してくれる人に正直でいたくて、クラブと話をして早くに発表させてもらいました。最後は自分を応援してくれた人の為にも頑張ります。

 ◇岡崎 慎司(おかざき・しんじ)1986年(昭61)4月16日生まれ、兵庫県宝塚市出身の37歳。05年に滝川二高から清水入り。11年1月に移籍したドイツ1部シュツットガルト、マインツを経て15年に加入したレスターでは、イングランド・プレミアリーグ優勝に貢献。スペイン1~2部でもプレーし、22年にシントトロイデン入り。日本代表では10年南アフリカ大会から3大会連続出場。国際Aマッチは119試合50得点。1メートル74、76キロ。右利き。

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