U23日本代表 パリ五輪予選へ暗雲…平河の開始2分弾で先制もマリに逆転負け

2024年03月22日 21:18

サッカー

U23日本代表 パリ五輪予選へ暗雲…平河の開始2分弾で先制もマリに逆転負け
<U-23日本代表・U-23マリ代表>後半、逆転を許したGK野沢大志ブランドン(中央)らU-23日本代表イレブン(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【サッカー国際親善試合   U―23日本代表 1―3 U―23マリ代表 ( 2024年3月22日    京都・サンガスタジアム )】 パリ五輪アジア最終予選(来月15日開幕)を控える男子サッカーのU―23日本代表はU―23マリ代表に1ー3で敗れた。次戦は同予選前最後の国際親善試合として25日にU―23ウクライナ代表戦(福岡・北九州スタジアム)に臨む。
 日本は前半2分、MF平河悠(町田)が先制ゴールを決めた。左サイドのFKから中央に送られたボールは、相手選手がボールをクリアしきれず、平河の足下へ。右足を素早く振り切り、ゴールネットを揺らした。
 
 その後はチャンスを作りながらも追加点を奪えずにいると、同33分に自陣でのビルドアップのミスから同点とされた。横パスをかっさらわれると右サイド深くからクロスを上げられ、最後はMFサンガレ(ハルトベルク/オーストリア)に左ボレーを打たれゴールを許した。

 1ー1で前半を終えると、後半8分にも失点。MFサンガレの左足でのミドルシュートGK野沢大志ブランドン(FC東京)が弾くと、こぼれ球をMFトゥンカラ(ビトーリア/ポルトガル)に頭で押し込まれ逆転された。

 試合は後半アディッショナルタイムにも失点。B・ディアラ(ハダースフィールド/イングランド)にドリブル突破を許すと、深い位置からのマイナスのクロスをB・トラオレ(ウルバーハンプトン/イングランド)に決められ、1ー3で敗戦。パリ五輪アジア最終予選を兼ねる4月のU―23アジア杯開幕に向け、不安を残す結果に。25日には同じくパリ五輪本大会出場を決めているU―23ウクライナ代表との試合が控える。

 ▽パリ五輪アジア最終予選 U―23アジア杯として4月15日~5月3日にカタールで開催。パリ五輪最終予選を兼ねた大会で16チームが出場。4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメント進出。上位3チームが本大会出場権を獲得。4位チームはアフリカ予選4位のギニアとプレーオフ。日本は1次リーグB組で韓国、UAE、中国と対戦する。

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