なでしこJ次期監督候補 現状は外国人指導者のみと接触 佐々木委員長が説明、日本人は「内密に調べてる」

2024年10月29日 14:38

サッカー

なでしこJ次期監督候補 現状は外国人指導者のみと接触 佐々木委員長が説明、日本人は「内密に調べてる」
試合後の取材に応じたJFAの佐々木女子委員長 Photo By スポニチ
 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は29日、千葉市内で韓国代表との練習試合を非公開で行った。26日の国際親善試合を含む2試合を戦い、パリ五輪後初の活動全9日間が終了。試合後には、今回限りの代行監督を務めた日本サッカー協会(JFA)の佐々木則夫女子委員長(66)が取材に応じ、今回の活動を振り返りながら今後の監督人事について言及した。
 佐々木委員長は今回の活動を「3年後(W杯)、4年後(五輪)に向かっていくにあたっての重要な要素を、選手、今後の指導者に感じてほしいというのが大きな狙いだった。有意義な9日間だった」と総括した。

 今回の活動では韓国と2試合を戦い、26日の国際親善試合は4―0の完勝で「65%ぐらいはできたかな」と及第点だった。この日の練習試合は非公開で実施し、関係者によると、30分×2本形式を2―0で勝利。佐々木委員長は代行監督としての指揮を終え「この前のゲームに出てない選手たち(の出場)が多かった。他の選手がどのくらいできるのかなといった中で、思いのほかやってくれてた。切り替えの速さ、アグレッシブさをやってくれた」と振り返り「(26日から)プラスアルファした状況が5%上がって、70%くらい」と手応えを語った。

 代行監督としての役目を果たし、次期監督へバトンをつなぐ。「監督人事については今も現在進行中で11月中にはなんとかまとめて、交渉とかそういうのも年内にしたい」と佐々木委員長。来年2月開幕のシービリーブス杯から新体制で臨む方針だ。

 現状は外国人指導者のみと接触しており、実績や情報を把握しやすい日本人指導者については「内密に調べてる。まだコンタクトはしてない。めぼしをつけて話をする計画」と明かしつつ、大枠の候補からは「絞られてきている」という。今後に向けて「11月に入って、ここでいろいろとまとめないと、なんだかんだで年明けには間に合わない」と説明した。

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