C大阪、DF進藤 J2降格圏内の古巣・札幌戦「冷酷にやりたい」

2024年10月29日 15:43

サッカー

C大阪、DF進藤 J2降格圏内の古巣・札幌戦「冷酷にやりたい」
ランニングで汗を流すレオセアラ(左端)らC大阪イレブン Photo By スポニチ
 C大阪が29日、11月3日のアウェー札幌戦に向けての練習を公開した。19日の磐田戦から約2週間のインターバルがあることから、ランニング中心のメニューで調整した。
 C大阪には札幌から加入した選手が3人いる。MF田中駿汰(27)は今季、札幌から移籍した。「札幌は勝つしかない状況だからガンガン来ると思う。自分たちも前からガンガン行って主導権を握らないと難しい試合になる。試合の入りが重要になると思う」と降格圏にいる古巣のモチベーションを警戒した。

 MFルーカス・フェルナンデス(30)は長く在籍したこともあって思い入れ深いドーム戦となる。「札幌には5年いたし、私にとっては特別な試合になる。札幌に対する愛着はあるが、今はもうセレッソの選手として試合でベストを尽くすだけ」と表情を引き締めた。

 DF進藤亮佑(28)は北海道出身で札幌の下部組織で育った。「古巣の故郷のチーム相手に何と言うか…向こうがキツい状況だからっていうことを理解してやれるほど優れた人間ではないですし。エゴイスティックに。ブーイングを浴びても僕はセレッソの選手」と進藤。

 「札幌が落ちて欲しいとは思ってないんですけど、結果的に僕らはチームの価値と個人の価値を示していかなきゃいけないので。僕らが勝って、札幌が(J2に)決まっちゃうような状況であったとしても冷酷にやりたいです」とプロとして仕事を全うする覚悟を話した。

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