市営バスが信号無視の危険運転 謝罪 宇部市交通局「捜査に全面的に協力する」運転手には「厳正な対処を」

2024年03月01日 10:51

社会

 山口・宇部市を中心にバスを運行する宇部市交通局は1日、公式サイトを通じ、ネット上で物議を醸していた同社バスによる危険運転について謝罪した。
 今年2月、宇部市交通局の市営バスによる危険運転動画がネット上で拡散された。動画では、赤信号のところを信号無視し、さらに右折レーンから左折するという危険極まりない行為が映されている。

 さらに2月14日付の地元紙では、同社のバスと軽ワゴン車が衝突し、80代男性が軽傷を負ったことが報じられ、同社の管理体制に疑問の声が上がっていた。

 これらの声を受け、同社は「当局路線バスの危険及び不適切な運転に関するお詫びについて」のお詫びを掲載。「動画サイトにて、ご指摘をいただきました当局の路線バスによる危険及び不適切な運転により、ご利用される皆様をはじめ、多くの皆様の信頼を裏切るとともに、ご不快な思いをおかけし、大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「動画でのご指摘後、直ちに所轄の警察署へ伝え、捜査に全面的に協力することとしました」とし、「今後、該当の運転士には、警察の処分を踏まえ、厳正に対処してまいります。本件を真摯に受け止め、今後、このようなことがないよう、全運転士に徹底し、安心・安全な運行及びマナー向上に努めてまいります」と再発防止を誓った。

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