環流復活主導 安倍派幹部4人とも否定も 塩谷氏「継続するしかないという状況で」

2024年03月01日 04:40

社会

 衆院政治倫理審査会では、22年に安倍派がいったんやめた還流が復活した過程に質問が集中。違法性の認識に関わり、4人とも主導を否定した。
 西村氏は還流の扱いを巡り、同派幹部が22年4月と8月の2度協議したとし、4月は会長だった安倍晋三元首相の下、自身と会長代理の塩谷立、下村博文の両氏、参院側会長の世耕弘成氏が集まったと説明。不透明だとして中止方針を決めたと話した。

 安倍氏死去翌月の8月の協議では結論が出ず、経産相就任に伴い事務総長を交代したため「承知していない」と述べた。

 塩谷氏は、復活を希望する声が多く「具体的に決めていないが継続するしかないという状況で終わった」と説明。西村氏の後任の高木毅前国対委員長は、復活は11月に知ったとし「一切関与していない」と述べた。

おすすめテーマ

2024年03月01日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム