石丸伸二氏 敗訴が確定した選挙ポスター訴訟に言及「合意した金額に後からクレームを言った訳では…」

2024年07月10日 10:32

社会

石丸伸二氏 敗訴が確定した選挙ポスター訴訟に言及「合意した金額に後からクレームを言った訳では…」
石丸伸二氏 Photo By スポニチ
 7日に投開票された東京都知事選で次点だった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が10日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。敗訴が確定した選挙ポスター訴訟について言及した。
 2020年の広島県安芸高田市長選で初当選した石丸前市長から、選挙ポスターの製作を受注した広島市の会社が、代金の未払いがあるとして石丸氏に約72万円の支払いを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は、石丸氏側の上告を受理しない決定をした。5日付の決定で、石丸氏に約72万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。

 一、二審判決によると、石丸氏と会社側は20年7月に契約を結んだ。当時、報酬額に関するやりとりはなく、会社側は同8月、報酬額を約102万円とする見積書を送付した。公費負担分の約34万円のみが支払われた。石丸氏側は「報酬が公費負担で収まるとの合意があった」と主張。昨年5月の一審広島地裁判決は、そのような合意があったとは認められず、会社の見積額には相当性もあるとして、石丸氏が支払い義務を負うと結論付けた。同12月の二審広島高裁判決も支持した。

 石丸氏は、業者とのメールのやりとりの一部を公開した上で、「断片的な情報がよくわからない評価を生んでいると感じました。合意のない(公費負担を超える)金額を業者から請求されたので、異議を申し立てたという事案です。合意した金額に後からクレームを言った訳ではありません」とつづった。

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