能登半島地震後初の輪島朝市 半年間待ちわびた笑顔 約30店が出店

2024年07月11日 04:47

社会

能登半島地震後初の輪島朝市 半年間待ちわびた笑顔 約30店が出店
輪島朝市で、野菜や果物を買い求める客 Photo By 共同
 能登半島地震による大規模火災で甚大な被害を受けた石川県輪島市の輪島朝市が10日、同市の商業施設で開かれた。同市での出張朝市は初めて。
 今後は施設の営業日に合わせて連日開く予定で、朝市再建に向け、大きな一歩と期待を集めている。

 この日は海産物や輪島塗などを販売する約30店が出店。午前9時にオープンすると次々に地元住民らが出張朝市を訪れ、輪島市朝市組合の冨水長毅組合長(55)は「震災から半年たってやっと戻ってこられた」と喜びをにじませた。

 出張朝市は3月23日の金沢市を皮切りに県内外で開かれたが、遠方で不参加の組合員も多かった。今回は地震後、一度も出店していない組合員も参加した。

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