トランプ氏、不法移民に救われた?関連データに目をやり頭を傾け九死に一生「ちょうどいい分だけ動かした」

2024年07月16日 04:40

社会

トランプ氏、不法移民に救われた?関連データに目をやり頭を傾け九死に一生「ちょうどいい分だけ動かした」
14日、米ミルウォーキーの空港に到着しポーズを取るトランプ前大統領(Dan Scavino Jr.氏のXより、ロイター)
 トランプ氏は14日(日本時間15日)、正式に候補者を決める共和党大会が15日から開催される中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーに到着した。移動のプライベートジェット機の中で、米メディアのインタビューに応じ「私は死んでいるはずだった」と語った。
 銃弾に貫かれた右耳を包帯で覆ったトランプ氏は、暗殺未遂発生の瞬間について振り返った。「演説が不法移民に関することにさしかかり、データが表示されたスクリーンを見るため、頭を右に少しだけ傾けた」。その瞬間、右耳に鋭い痛みを感じた。

 「ちょうどいいタイミングで、ちょうどいい分だけ頭を動かした。私は死んでいるはずだった」。あと数センチずれていれば、銃弾は頭部を貫通。奇跡的に死を免れたと説明した。

 星条旗の下でシークレットサービスに囲まれ拳を突き上げる写真にも言及。「世界が見ており、歴史が審判を下すと分かっていた。みんなが歴史的な一枚だと言っているが、その通りだ。でも私は死んでいない。普通、死なないと歴史的な写真にはならないのだが」。

 共和党大会では、準備していたバイデン政権を批判する演説を撤回。「全米だけでなく、全世界を一つにするチャンスだ」と団結を訴える内容にすると明かした。

 ≪銃弾はプロンプターに?≫トランプ氏は事件後に自身のSNSで「右耳の上部を貫通する銃弾を受けた」と説明している。一方、一部の現地メディアは「銃弾がトランプ氏のプロンプター(原稿映写機)に当たり、割れた破片が耳に当たった」と報じている。

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