兵庫県知事 パワハラ疑惑 死亡の元局長が音声データなど残す 2024年07月16日 04:43 社会 報道陣の取材に応じる兵庫県の斎藤元彦知事 Photo By 共同 斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成して懲戒処分を受け、7日死亡した元県西播磨県民局長の男性(60)が、疑惑に関連した斎藤氏の発言を記録したとみられる音声データや、県議会の調査特別委員会(百条委員会)で読み上げる予定の陳述書を残していたことが15日、関係者への取材で分かった。 「死をもって抗議する」「百条委を最後までやり通して」という趣旨のメッセージも残し、遺志を受けた遺族が議会に提出した。 百条委は16日の理事会で取り扱いを協議する。 斎藤氏はこの日、大阪市内で報道陣に「一日一日の仕事をしっかりやっていくのが私の責任だ」と述べた。