連休中日、水の事故相次ぐ 死亡や重体6人、不明5人

2024年08月12日 05:30

社会

 3連休中日の11日、各地の海や川で水の事故が相次いだ。北海道、茨城、愛知、島根、広島、香川、大分で小学生を含む4人が死亡、2人が心肺停止や意識不明の重体となったほか、5人が行方不明となった。
 北海道では木古内町の海岸で、北斗市の無職山本みゆきさん(45)が海に流され、救助後に死亡が確認された。息子を波打ち際から離れさせようとしたとみられる。小樽市ではベトナム国籍のグエン・スァン・ドーさん(27)=札幌市=が海で溺れ行方が分からなくなり、せたな町の海水浴場でも20代の男性が行方不明になった。

 大分県佐伯市の山口川では川遊びをしていた大分市の小学1年河口葵唯さん(6)が溺れ、搬送先の病院で死亡が確認された。島根県吉賀町の高津川では、溺れた娘(7)を助けようとした母親の本多明寿香さん(40)=山口県周南市=が川底で見つかり、死亡した。娘は無事だった。

 広島県福山市の芦田川では、市内の小学4年女児が川底で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。香川県三豊市では、友人らと遊びに来ていた横浜市港北区の男子高校生(18)が海で溺れ、意識不明の重体。

 愛知県豊橋市の川では、20代くらいの外国人とみられる男性が川底から救助され、心肺停止状態という。

 茨城県では鹿嶋市の平井海水浴場で20代男性2人が沖に流され、行方不明となった。鉾田市の海岸ではタイ国籍の男性会社員(55)が、溺れた自分の子ども2人を助けようと海に入り、行方が分からなくなった。子どもは救助され、けがはなかった。

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