国にPFAS血液検査要望 3割米国指針超、京大
2024年08月12日 05:30
社会
また大阪府の一部の地域では、水道水を利用している人で、PFOAとPFOSの値が共により高く検出される傾向があることも分かった。京大の原田浩二准教授は「地域ごとの特徴を把握して、対策していくことが重要」と話した。
ダイキンは過去に摂津市の淀川製作所を含め、PFOAを取り扱っていた。京大の小泉昭夫名誉教授は、工場に近い地域では濃度が高い傾向があったとし、主因はダイキンの可能性が高いとの見方を示した。
市民団体は6月に大阪府に対し、血液検査や情報公開などを求める要望書を提出したという。