橋下徹氏 斎藤元彦・兵庫県知事は「辞めるべき」だが…問題は“おねだり”ではなく「告発つぶしたところ」

2024年08月24日 18:04

社会

橋下徹氏 斎藤元彦・兵庫県知事は「辞めるべき」だが…問題は“おねだり”ではなく「告発つぶしたところ」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が24日に放送された読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題について言及した。
 橋下氏は「今すぐ辞めるべき。ただし、“パワハラ・おねだり”が問題ではない」とポイントを挙げた。続けて「今取り上げられてるパワハラ問題とかおねだり問題は知事を辞めるほどの事実じゃないんです」とした上で「斎藤さんが辞めない理由はここにあって。斎藤さんを応援したのは維新の会なんですけど、斎藤さんと維新は百条委員会どんどんやれと。事実は出てくるけれども、多分辞める事実は出てこないと斎藤さんと維新はそういうふうに踏んでるんです」と解説した。  

 “おねだり”問題についても「全国の9割9分の知事が特産品もらってるんです。地元の人たちは知事に食べてもらいたいんです」とし「これを写真に撮って地元のPRに使う」と説明。「受け取って、その人に便宜を図ったら贈収賄になるからダメですよ」と補足したが、特産品を受け取ること自体は問題ではないと述べた。

 本当の問題点について「最初に告発、怪文書みたいなのが出た時に、いきなり調査をする前に“嘘八百だ”“公務員失格だ”と言ってしまったら調査できなくなります。“知事がそう言ってるんだったら”みたいなことになるじゃないですか」と指摘。「調査は本当は第三者にやらせないといけないんですね」と述べた。  

 続けて「斎藤さんとか副知事の不祥事を告発されて、内部調査のトップが副知事なんですよ。おかしいじゃないですか。これは外部に調査を委ねなきゃいけない。斎藤さんは初動を誤っていきなり“嘘八百”とか“事実無根”と言って、この告発をつぶしたところが本当は大きな大きな権力の乱用で、こっちが問題なんですよ」と語った。

 さらに「今、百条委員会もそのあたりを調査しますっていうふうに変わってきて。パワハラとかおねだりとかそういう事実だけが問題じゃないよねって。告発を受けた時のその対応が問題だったんじゃないの?ってことに今変わってきています」と現状も説明した。

おすすめテーマ

社会の2024年08月24日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム