小泉進次郎氏 来月6日総裁選出馬表明へ 林、高市氏も台風で延期 茂木幹事長は来週決断
2024年08月29日 05:30
社会
自民党の小泉進次郎元環境相（43）は党総裁選への立候補を正式表明する記者会見を9月6日に開くと決めた。小泉氏の事務所が28日、発表した。特別警報が出た台風10号の影響を踏まえ、当初予定していた月末から先送りした。林芳正官房長官（63）と高市早苗経済安全保障担当相（63）も出馬表明を来週以降に延期した。林氏は9月3日、高市氏は9日を軸に調整する。茂木敏充幹事長（68）は来週決断すると明言した。
総裁選は9月12日に告示、27日に投開票される。小泉氏が名乗りを上げれば、安倍派を中心とする派閥裏金事件の関係議員を衆院選で公認するかどうかなど政治改革への対応が注目される。小林鷹之前経済安保相（49）に続く40代の「ポスト岸田」候補となり、世代交代が論点となる可能性がある。
小泉氏は2009年衆院選で初当選した8月30日に合わせ、会見を開く予定だった。自民が政権転落した日でもあり「政治活動の原点」と位置付ける構えだった。
林氏は当初は週内に出馬表明する想定だったが、政府の危機管理対応を優先させた。28日の会見で台風10号に関し「経験したことのないような暴風が予想され、最大級の警戒が必要だ」と国民に注意を呼びかけた。高市氏も推薦人確保に一定のめどをつけて週内に表明する意向だった。
茂木氏は国会内で、地元の党栃木県連幹部から立候補を要請され「来週には覚悟を持った決断をしたい」と応じた。
麻生派が原則支持する河野太郎デジタル相（61）は民放番組で「人が集まること自体は悪くない。派閥に人事介入させないのが極めて大事だ」と強調した。
既に立候補を表明した石破茂元幹事長（67）を推す議員約10人が国会内で集まり、総裁選公約の打ち合わせをした。小林氏を支援する安倍派などの中堅・若手も会合を開き、党内情勢を分析した。
上川陽子外相（71）は出馬に必要な推薦人確保に向け「光が見えてきた」と記者団に手応えを強調した。加藤勝信元官房長官（68）や斎藤健経済産業相（65）、野田聖子元総務相（63）も推薦人集めを続けた。
小泉氏は2009年衆院選で初当選した8月30日に合わせ、会見を開く予定だった。自民が政権転落した日でもあり「政治活動の原点」と位置付ける構えだった。
林氏は当初は週内に出馬表明する想定だったが、政府の危機管理対応を優先させた。28日の会見で台風10号に関し「経験したことのないような暴風が予想され、最大級の警戒が必要だ」と国民に注意を呼びかけた。高市氏も推薦人確保に一定のめどをつけて週内に表明する意向だった。
茂木氏は国会内で、地元の党栃木県連幹部から立候補を要請され「来週には覚悟を持った決断をしたい」と応じた。
麻生派が原則支持する河野太郎デジタル相（61）は民放番組で「人が集まること自体は悪くない。派閥に人事介入させないのが極めて大事だ」と強調した。
既に立候補を表明した石破茂元幹事長（67）を推す議員約10人が国会内で集まり、総裁選公約の打ち合わせをした。小林氏を支援する安倍派などの中堅・若手も会合を開き、党内情勢を分析した。
上川陽子外相（71）は出馬に必要な推薦人確保に向け「光が見えてきた」と記者団に手応えを強調した。加藤勝信元官房長官（68）や斎藤健経済産業相（65）、野田聖子元総務相（63）も推薦人集めを続けた。
