加藤が床運動で代表 父が届かなかった夢舞台へ

2012年05月05日 21:26

体操

NHK杯最終日
(5月5日 東京・国立代々木競技場)
 順大に今春入学した加藤が得意種目の床運動で3度1位を奪って選考基準を満たし、強豪コナミの監督を務める父、裕之氏も届かなかった五輪出場を果たした。「プレッシャーもそんなに感じないと思う。チャンスをしっかり楽しみたい」と大舞台が待ち遠しそうだった。

 この日も最初の種目が床運動で、しかもトップバッターだった。さすがに「緊張した」というものの落ち着いた演技で15・350点をマークして1位。中国対策で強化しているこの種目で、伸び盛りの新星は貴重な戦力になりそうだ。

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