松山 パッとせず41位発進「ショートゲームがドタバタ」

2017年03月04日 05:30

ゴルフ

松山 パッとせず41位発進「ショートゲームがドタバタ」
第1ラウンド、15番でアプローチショットを放つ松山英樹。1オーバーで41位 Photo By 共同
 【世界ゴルフ選手権シリーズメキシコ選手権第1日 ( 2017年3月2日    メキシコ チャプルテペックGC=7330ヤード、パー71 )】 世界選手権連覇を目指す松山英樹(25=LEXUS)は4バーディー、5ボギーの72で回り、1オーバーの72で41位と出遅れた。谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)と池田勇太(31=フリー)はともに4オーバーの75で61位だった。フィル・ミケルソン(46=米国)ら6人が4アンダーの67で首位に並び、肋骨の疲労骨折から復帰したロリー・マキロイ(27=英国)ら7人が1打差の7位につけた。今大会は予選落ちなしで4日間行われる。
 昨年10月のHSBCチャンピオンズ(上海)に続く世界選手権シリーズ制覇を狙う松山が、厳しいスタートを切った。第1ラウンドは33パットとグリーン上で苦しみ41位。「ショットは悪いながらも(バーディー)チャンスにつけられたのに」と、決まらないパットに厳しい表情だった。予選落ちした2週前のジェネシス・オープンから「ショットはだいぶ良くなった。チャンスにもつけられた」と手応えを口にする一方で、「パットとショートゲームがうまくいかない。ドタバタしてしまった」と不安ものぞかせた。

 10番から出て、12番(パー4)では6メートル半のバーディーパットを7メートルもオーバーさせて3パット。本人も「珍しい」というミスだった。5番(パー4)でも10メートルから2メートル以上オーバーし、この日2つの3パットを叩いた。今季は既に2勝を挙げているが、実はパッティングは153位と低迷している。

 それでも「ショットは良くはなっているし、高地での距離感も思ったほど悪くない」と手応えも口にした。「あとはパットが修正できれば自然と流れが良くなる。パットを直したい」と話すと練習グリーンへと向かった。

おすすめテーマ

2017年03月04日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム