IOC リオ五輪招致の買収疑惑で「全容解明へ協力」

2017年03月04日 10:38

五輪

 南米で初開催された2016年リオデジャネイロ夏季五輪の招致を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)委員が買収された疑惑があるとフランスのルモンド紙が報じたことを受け、IOCは3日「(フランス)検察当局に協力し、全容解明に向けて全面的に関与する」との声明を発表した。
 当時IOC委員だったラミン・ディアク前国際陸連会長(セネガル)の息子、パパマッサタ・ディアク氏から送金があったと指摘されたIOCのフランク・フレデリクス委員(ナミビア)については「潔白を示すあらゆる証拠を提示してくれると信用している」とした。フレデリクス氏は、国際陸連のイベントなどに関わるマーケティング契約の正当な報酬だったと主張したという。

 ディアク親子は20年東京五輪招致を巡っても疑惑が持たれ、フランス当局が捜査に着手した。(共同)

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