岩田 66で首位発進、全英切符獲りへ「コツコツといきます」

2017年05月26日 05:30

ゴルフ

岩田 66で首位発進、全英切符獲りへ「コツコツといきます」
ミズノ・オープン第1日、1番でティーショットを放つ岩田は6アンダーで首位タイスタート Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー ~全英への道~ミズノ・オープン第1日 ( 2017年5月25日    岡山県笠岡市 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部=7404ヤード、パー72 )】 岩田寛(36=フリー)が7バーディー、1ボギーの66をマークして、ドンファン(30)、金亨成(37=ともに韓国)と首位に並んだ。15年長嶋茂雄招待セガサミー・カップ以来のツアー通算3勝目に向けて好発進した。今大会は、有資格者を除く上位4人に全英オープン(7月20日開幕、英国・ロイヤルバークデールGC)出場権が与えられる。
 岩田が66をマークし、14年ミズノ・オープン以来4度目の首位発進を決めた。「良いスタートが切れて良かった。良いパットが入ってくれたのでこのスコアになった。流れに乗れそうなパットが入ってくれた」。威勢の良い言葉はないが、安ど感がにじんだ。

 「7番のティーショットまでは良かった。2打目をミスして修正できないまま18番まで変な感じで回った」。4つ伸ばして迎えた7番パー4。第2打をダフって左に引っかけた。「なんであんなミスが出たのか分からなくて。どうやって打って良いのか分からなくなった」。それでも合計26パットとグリーン上で粘って、その後も合計7バーディーを奪った。

 前週の関西オープンは第1ラウンド途中で首痛のため棄権。風邪をひいて疲れも重なって寝込んだ。週明け22日は全米オープン(6月15日開幕、米ウィスコンシン州)の日本地区最終予選(兵庫・小野GC)に病み上がりで出場した。しかし、1打足りずプレーオフに進めず上位4人に与えられる本戦出場を逃した。

 「悔しくて眠れなかった。今までなら、ふてくされて寝てばかりだった」。15〜16年シーズン、米ツアーに本格参戦したものの、ポイント・ランキング146位と苦戦。本場で活躍したい気持ちは強い。もちろんメジャーへの思いも。今大会は全英オープン出場権が得られるだけに力が入る。

 「まだ確信はないけど、コツコツといきます」。今年の全英オープンはメジャー初挑戦した08年と同じロイヤルバークデールGCで開催される。9年前に予選落ちを喫した場所へ戻るため、残り3日間も好スコアを求めていく。

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