初の代表入りへ サンウルブズ中鶴に強力援護射撃

2017年05月26日 16:57

ラグビー

初の代表入りへ サンウルブズ中鶴に強力援護射撃
チーターズ戦の前日練習に励むサンウルブズの中鶴隆彰(中央) Photo By スポニチ
 スーパーラグビーのサンウルブズは26日、27日の第14節チーターズ戦(秩父宮)に向け、試合会場で前日練習を行った。午前中の練習が設定されていたチーターズが、雨天のためにまさかのキャンセルで会場視察だけで引き上げた一方、午後のサンウルブズは約1時間かけて戦術などを確認。4月22日のハイランダーズ戦(ニュージーランド・インバーカーギル)以来、4戦ぶりの先発復帰となるWTB中鶴隆彰(サントリー)は「いい準備ができた。久しぶりの秩父宮だし、2勝目を勝ち取りたいと思う」と語った。
 シーズンは今節で一旦休止となり、6月の国際試合期間に突入する。初の日本代表入りを狙う中鶴だが、今季はここまで7試合で2トライ。福岡堅樹(パナソニック)や江見翔太(サントリー)の選出が決定的とみられる中、中鶴は当落線上にいると見られる。29日にはメンバー発表会見が行われるため、この一戦が最後のアピールチャンス。中鶴も「目の前の試合で頑張らないといけない立場。いいパフォーマンスをしたい」と言葉に力を込めた。

 追い風は、バックスリーがサントリー勢3人で固まった布陣だ。今回先発する中鶴、江見、FB松島幸太朗は、昨季トップリーグと日本選手権の2冠を獲得したサントリーのバックスリートリオしても大活躍。その甲斐あってリーグMVP、ベストフィフティーン、トライ王の個人3冠を獲得した中鶴も「楽しみです。アタックではマツ(松島)と連係することが多くなるので、しっかりとやっていきたい」と意気込む。

 強力なアシストを受けて、トライを量産できるか。チームに今季2勝目をもたらし、次のステージの扉をこじ開ける。

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