碧山 5年ぶり11勝も無欲貫く「優勝争いと思っていない」

2017年07月22日 05:30

相撲

碧山 5年ぶり11勝も無欲貫く「優勝争いと思っていない」
碧山は輝(手前)に押し込まれ敗れたかに見えたが、物言いの結果はたき込みで勝利となり2敗を守る Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所13日目 ( 2017年7月21日    愛知県体育館 )】 平幕の碧山は際どい勝負を制して5年ぶりとなる11勝目を挙げた。輝が突き放してきたところで引いてしまい、自身に軍配は上がったが物言いがついた。山科審判長(元関脇・大錦)は場内説明で「輝の勝ち」と間違え、その後に「碧山の勝ち」と訂正。碧山は「説明が分かりにくくて」と困惑しながら勝ち名乗りを受けた。
 「危なかった。足が出なかった」というものの、ぎりぎりで残せたところは運も味方している。白鵬を1差で追っているが「(優勝争いをしているとは)思っていない」と無欲を貫いていく。

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