“肉食怪獣”大龍1差死守 1キロステーキぺろり、阿武咲食った
2017年09月19日 05:30
相撲
3月、師匠の九重親方(元大関・千代大海)の言葉で発奮した。「あいつら見て悔しくなかったら、やめた方がいい」。小結の経験がありながら当時は十両筆頭で、同部屋の千代の国と千代翔馬が幕内中位で活躍。「2人が幕内下位だったら俺もそれでいいと思っていたかも」。かつての部屋頭は師匠の喝で「もう一回上に行きたい」と気合が入り、春場所から初の3場所連続で勝ち越しを決めた。
糖尿病を患い、12年には2カ月で体重が約20キロ激減。160キロを割った時もあったが、午前4時からジムで汗を流すなどの努力と治療で、最近は血糖値が安定した。「“いきなりステーキ”で肉1キロ食べてますから」。増量に取り組み夏場に13キロ増えて、場所前には自己最高190キロを記録。破壊力が増した。
知人にもみ上げが伸びていると勝率が高いと伝えられ、春からそらずに顎までつながった。勝ち越しまで1勝となり、14年秋場所以来の三役も射程だ。「三役なんて顔じゃない。(休場の横綱、大関が)来場所は全員集合。コテンパンにされますよ」と冗談めかしたが、賜杯レースの主役に躍り出る日が来るかもしれない。
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