【玉ノ井親方 視点】御嶽海、好調支える出足の良さ 鶴竜についていければVも

2018年01月21日 09:12

相撲

【玉ノ井親方 視点】御嶽海、好調支える出足の良さ 鶴竜についていければVも
取組前に気合に入れる御嶽海 Photo By スポニチ
 【大相撲初場所7日目   ○御嶽海―嘉風● ( 2018年1月20日    両国国技館 )】 御嶽海は今のところ危なげない相撲が取れている。2横綱、1大関を倒している嘉風が相手だったけど、向こうが左を入れてくるのを読んで、下から押し上げるような形で攻めていったのが良かったね。今場所は出足がいい。前傾姿勢の形を保って簡単には下がらないから、相手がしびれを切らして引いてくれる。自然とそうなるような相撲を取れているのが好調の要因なんじゃないかな。
 稽古量が少ないと指摘されることも多いけど、今場所はしっかりできていたと思うよ。場所前の出羽一門の連合稽古の時も豪栄道に引っ張られてよくやっていたから。このまま一日ずつ、納得いく相撲を取っていければ、後半戦にチャンスも出てくるだろうね。ただ、鶴竜も調子がいいから、ピタッとついていく気持ちでやることが大事だね。 (元大関・栃東)

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