佳純、準決勝敗退…美誠の進化に脱帽「全然変わった。スマッシュがすごくいい」

2018年01月21日 11:40

卓球

佳純、準決勝敗退…美誠の進化に脱帽「全然変わった。スマッシュがすごくいい」
<女子シングルス準決勝>伊藤美誠にポイントを奪われ渋い表情の石川佳純 Photo By スポニチ
 【卓球全日本選手権最終日 ( 2018年1月21日    東京体育館 )】 女子シングルス準決勝は世界ランク4位で2年ぶり5度目の優勝を目指した石川佳純(24=全農)が同5位の伊藤美誠(17=スターツ)に1―4で破れ、決勝進出を逃した。
 第1ゲームを11―7で先取したが「思ったより簡単に取れて守りに入ってしまった。もっと競ると思っていた」。徐々にリズムをつかんだ伊藤に第2ゲームからスマッシュで得点を奪われる場面が多くなり、第4ゲームでは8連続失点するなど、勢いづいた17歳を止められなかった。「凡ミスが減った。コース取りも前と全然変わったし、スマッシュがすごくいいなと思った」と進化したプレーに脱帽。「全体的に自分に負けた。弱気の虫が出た。相手のミスを待つだけでは勝てないと勉強になった」と声を落とした。

 伊藤は女子ダブルスと混合ダブルスで2冠を達成。女子シングルスでも優勝なら、1960年度の山泉和子、2014年度の石川佳純以来となる史上3人目にして男女通じて最年少の3冠となる。

 伊藤は午後3時開始予定の決勝で、連覇を狙う平野美宇(17=エリートアカデミー)と激突する。

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