刑事 団体男子フリー出場有力、切れない靴ひもで集中切れない

2018年02月11日 05:30

フィギュアスケート

刑事 団体男子フリー出場有力、切れない靴ひもで集中切れない
平昌五輪フィギュアスケート練習 団体戦に向け練習する田中(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【平昌冬季五輪フィギュアスケート団体 】 フィギュアスケート男子の田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)は江陵アイスアリーナのサブリンクで公式練習に参加した。出場が有力視される12日の団体戦の男子フリーには「切れない靴ひも」で臨む。
 日本には10年バンクーバー五輪でSP4位につけていた織田信成がフリーの演技途中に靴ひもが切れて、結局7位に沈んだ苦い過去がある。日本スケート連盟は筑波大と協力して、ブレードで踏んでも切れない超高強度の繊維を使った特殊な靴ひもを開発。昨季から使用している田中は「以前は結構な頻度で切れた。見た目も変わらないし、今は切れない安心感がある」と信頼を寄せる。“切れない刑事”は「調子を落とすことなく入ってこられた。自信を持って挑みたい」と切れのある演技で上位を目指す。

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