復活!大山 ヘルニア乗り越え2年ぶりV「反対を押し切って出たからには覚悟してやる」
2018年06月04日 05:30
ゴルフ
「一発屋でもいいから、優勝したいと思っていた。今回ほどきついケガを乗り越えたことはなかった。夢のようです」
昨年9月に頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアを発症。「特別保障制度」を適用され、治療に専念した。初めは歩くことすらできない状態で約4カ月はクラブを握れなかった。聞こえてくる「引退」の声。だが、「私はこんな悪い状態で辞めたくない」と10を超える病院を訪ね歩いた。その期間の唯一の収穫は「今まで以上に強くなった気持ち」だ。
今大会も開幕前は、ベッドで仰向きに寝ることさえできない痛みがあり、周囲から欠場を勧められた。それでも出場を決め、ラウンド中に痛みを感じながらも「反対を押し切って出たからには覚悟してやる」と“気持ち”で戦い抜いた。大会最多タイのV3。1番で5メートルのバーディーパットを入れると、5番では7メートルを沈め3連続でスコアを伸ばした。気持ちに後押しされた強気のパットで独走。20、30、40代での優勝に「本当に幸せ」と笑顔を見せた。
復活への1勝。だが、これがゴールではなく、新たな戦いの始まり。「これに満足せず、もっともっとレベルアップしたい」。これからも最前線で戦い続ける。
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