ラグビー日本代表 イタリア戦へ最終調整 リーチ主将「疲労もたまっているので」入念戦術確認

2018年06月08日 16:45

ラグビー

ラグビー日本代表 イタリア戦へ最終調整 リーチ主将「疲労もたまっているので」入念戦術確認
イタリア第1戦を前に、会場となる大分銀行ドームのグラウンド上で地域ごとの戦術確認作業を行うラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将(中央)らメンバー Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表は8日、9日のリポビタンDチャレンジカップ2018イタリア第1戦(大分銀行ドーム)に向けて、会場で最終調整を行った。相手は世界ランキング14位(日本は11位)ながら、世界の最上位グループに当たるティア1に格付けされている。対戦成績は日本の過去1勝5敗。熱のこもった練習を行うと思いきや、ピッチ上に出てきた23人のメンバーは、SO田村優(キヤノン)を先頭にピッチの端から端へと歩きながら、各地域での戦術確認を入念に行った。
 練習後に取材に応じたフランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)は「先週はかなり高い強度の練習をできた。選手は疲労もたまっているので(メニューを)変えた」と説明した。リーチを含むリーダー陣で話し合って決め、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチの了承も取った上での調整変更だった。冒頭10分の公開後、報道陣をシャットアウトしての練習でも「その後は各自、FW、バックスでのスキル練習に費やした。昨日も結構高い強度で練習をできたので、今日またそれをやるのは必要ないという判断だった」(FB松島)。5月28日の合宿開始から12日目。チームの一体感や戦術の浸透度は高いレベルにあり、リーチも自分たちのラグビーを「目をつむってできるくらい」と完成度の高さを強調した。

 日本は9日の第1戦後、16日には神戸・ノエビアスタジアムでイタリアと第2戦を戦う。23日には世界ランキング12位のジョージアと豊田スタジアムでの対戦を予定している。

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