大坂 弾丸サーブでボールター返り討ち 5大会連続3回戦進出

2018年07月06日 05:30

テニス

大坂 弾丸サーブでボールター返り討ち 5大会連続3回戦進出
第1セットを奪いガッツポーズする大坂なおみ Photo By 共同
 【テニス ウィンブルドン選手権第4日 ( 2018年7月5日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )】 女子シングルス2回戦で世界ランキング18位の大坂なおみ(20=日清食品)が、同122位のケイティ・ボールター(21=英国)を6―3、6―4で下して2年連続の3回戦進出を決めた。先月の初対戦で下した相手を返り討ちにし3回戦では元世界1位で現在10位のアンゲリク・ケルバー(30=ドイツ)と対戦する。
 英国でアイドル的存在のボールターを一蹴した。2週間ぶりの再戦に大坂は「また勝たなきゃと少し硬くなった」とブロックリターンに手を焼いた。しかし8本のブレークポイントを与えてブレークされたのは序盤の1回のみ。今年のここまでの女子で2番目に速い時速約191・5キロをマークしたサーブを生かし、「今は芝でも気持ちよく動けている」と不慣れなコートでも持ち前の力強さを発揮した。

 5大会連続の3回戦進出に「毎度3回戦で終わりたくはない。もっと勝ち上がりたい」と今年の全豪に続く16強入り、そしてその先を見据えている。会見では「ボールターが100位以内に入るには何が必要?」と助言も求められた。「私が答えるの?なんだか先生みたい」とどぎまぎ。そんな質問も上位選手として認められつつある証拠だろう。

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