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多田 インカレで有終の美飾れず3位「悔しいがこれが今の力」

2018年09月08日 19:23

陸上

多田 インカレで有終の美飾れず3位「悔しいがこれが今の力」
<日本学生陸上競技対抗選手権第3日目>3着に終わった多田修平(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 陸上の日本学生対校選手権第3日は8日、川崎・等々力陸上競技場で行われ、男子100メートル決勝でジャカルタ・アジア大会男子400メートルリレー金メダルの多田修平(22=関学大)は10秒36(向かい風1・4メートル)で3位に終わった。さばさばした表情で「今季は一度忘れ、冬季練習で鍛え直したい」と語った。
 最終学年として臨んだインカレを有終の美で終えることは叶わなかった。昨年は追い風参考ながら9秒94をマークし、スター候補に躍り出たが、今季は「試合が嫌になる気持ちもあった」というほどの不振に陥った。

 夏は日本陸連の欧州遠征もキャンセルして北海道で合宿を敢行。過去の映像を繰り返し見るなどして、良いイメージを植え付けていたが、個人戦で思うような結果を残すことは出来なかった。「悔しいがこれが今の力。スランプはこれからに生きてくる」と前を向いた。来月の福井国体には大坂代表として出場予定という。

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