一二三で日体大が初戴冠 世界王者の自覚「みんなの思い背負って」

2018年10月22日 05:30

柔道

一二三で日体大が初戴冠 世界王者の自覚「みんなの思い背負って」
世界選手権優勝の力を見せた日体大の阿部一二三(左) Photo By スポニチ
 【柔道・全日本学生体重別団体優勝大会最終日 ( 2018年10月21日    兵庫県尼崎市ベイコム総合体育館 )】 男子は9月の世界選手権66キロ級で2連覇を果たした阿部一二三を擁する日体大が決勝で筑波大に3―1で勝ち、初優勝を飾った。日体大は準々決勝で世界選手権100キロ超級代表の小川雄勢がいる明大、準決勝で昨年2位の国士舘大を破った。阿部は3回戦から決勝までの4試合に出場して2勝2引き分けだった。女子は龍谷大が初めて進んだ決勝で、東海大を2―0で退けて初優勝を果たした。
 阿部が日体大初の大会制覇に貢献した。66キロ級はこの日、大将の配列。準々決勝と準決勝は勝たなければ敗戦という状況でともに一本勝ちした。1カ月前にそろって世界一になった妹・詩が観戦する中で世界王者の実力を示し「学校としての優勝は(これまでの競技人生で)初めて。みんなの思いを背負って、何が何でもポイントを取るという思いでした」と喜んだ。

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