引退表明の愛 険しかった東京への道 リオ以降は競技離れる

2018年10月22日 05:30

卓球

引退表明の愛 険しかった東京への道 リオ以降は競技離れる
卓球の福原愛 Photo By スポニチ
 卓球女子の12年ロンドン五輪団体銀メダル、16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの福原愛(29=ANA)が21日、自身のブログで現役引退を表明した。
 福原は現役を続行していても、20年東京五輪への道は険しかった。五輪のシングルスは20年1月の世界ランク日本勢上位2人が代表、団体に出場するもう1人はダブルスの相性と世界ランクを考慮して選考される。20年1月の世界ランクは、19年1月から1年間の国際大会の成績で決定。リオ五輪以降、実戦から離れている福原は世界ランクも失い、日本協会のナショナルチーム(NT)からも外れている。

 世界ランクに直結するワールドツアーはNTの選手を中心に派遣。NT入りには来年1月の全日本選手権でベスト16などが求められるが、「福原は練習していない」と関係者が言う状況では、ハイレベルな現在の日本女子の中で上位進出の可能性は低かった。

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