白井 跳馬で銅、2本目で完璧着地「やれることやって3位」

2018年11月04日 05:30

体操

白井 跳馬で銅、2本目で完璧着地「やれることやって3位」
世界体操選手権最終日 男子種目別決勝 白井の跳馬の2回目 Photo By 共同
 【体操 世界選手権最終日 ( 2018年11月3日    カタール・ドーハ )】 苦しみ続けた白井が、最後に笑みを浮かべた。今大会ラスト演技となる跳馬。連覇には届かなかったが、「やれることをやっての3位。満足感を覚えた」と胸を張った。
 1本目は3回ひねりの「シライ/キムヒフン」の着地が前のめりになったが、2本目で難度の低い「ドリッグス」の着地を完璧に決めた。今大会は中国メーカーの床への対応に苦しみ、現地入り後の練習で2度泣いた。「お葬式以外で泣くことはないのに」。それでも器具と闘い、自分と闘った白井は大きな壁を乗り越えた。

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