紀平 左手薬指負傷…四大陸選手権へ暗雲「結構やばい」
2019年02月07日 05:30
フィギュアスケート
「こけた時に氷に穴があって、グニャグニャってなりました。まだジンジンしている。多分、突き指だと思うんですけど。結構やばいと思うんですけど、まだ分からないです」
明るい表情ながらも、口にした症状は深刻なものだった。歩くだけで「青くなっている」という患部に響くという。トラブルまでのジャンプは、好調そのもの。前日に左足だけスケート靴を新調したが、慣れない靴の影響を感じさせず、代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を4連続で決めた。文字通りの好事魔多し、だった。
手をグッと握る力は、ジャンプの成功を左右するものだという。だが、左手薬指が曲がらず、握り拳をつくれない。「ま、ちょっと頑張ります」。アイシングなどの治療と並行して、ジャンプ時の指の使い方を工夫する考えも示した。
昨年12月のGPファイナルは初出場初優勝。その後の全日本選手権は、傷んだスケート靴が演技に響き、2位に終わった。2戦連続のハプニング。今回は「本当にまだ分からない」と繰り返した。それでも、前を向く。
「ちょっとずつ、絶対に間違わない、一番良い方法を選んで、何とかしたいと思います」
7日のSPの2日前のアクシデント。日本のエースは、大きなハンデを抱えてしまったことは間違いない。
おすすめテーマ
2019年02月07日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
PGAプレーヤー9人監修のドリームコースでリゾートゴルフを満喫 参加者募集中!
-
初出場の友野に気後れなし「今、結構、冷静です」 4回転サルコーも好調
-
田中刑事「全日本の感覚を出せたら」 5度目の出場でベスト成績なるか
-
左手薬指負傷の紀平は「第二関節の亜脱臼」 “手負い”もSPでトリプルアクセル挑戦へ
-
貴景勝、稽古再開 キッパリ宣言「大関になる。スイッチ入った」
-
紀平 左手薬指負傷…四大陸選手権へ暗雲「結構やばい」
-
坂本 男女合わせ初の連覇へ「アメリカではいつもいい」
-
三原 横幅狭い会場も心配なし「壁を意識して練習した」
-
昨年12月に右足首負傷…宇野 構成難度落として挑戦へ
-
大坂、カタールOP欠場 背中に痛み 世界1位変わらず
-
原沢「ここを再スタートに」、柔道欧州GSへ意気込み
-
素根 高校ラストの一戦「いい締めくくりできるように」
-
すず夏 7日開幕プロデビュー戦へ抱負「トップ10入る」
-
北出、代表候補合宿でアピール誓う「スキルを見せたい」
-
神野 パラレル回転男子決勝T1回戦で散る ロギノフV
-
38歳田原 決勝進めず…男子エアリアル予選15位敗退
-
アドベンチャーランナーの北田雄夫氏 東京、大阪でRUNイベント
-
4・13&14「箱根ランフェス2019」開催 ゲストに柏原竜二氏、千葉真子氏
-
紀平 女子SPは最後から4番目の19番滑走、坂本は20番、三原が最終22番
-
貴景勝 橋本環奈と共演も「恥ずかしくてあまり見れなかった」