令和でも存在感を!白鵬ら“昭和の男”関取25人が集結 荒磯親方もエール「できるだけ長くやって」

2019年04月29日 19:10

相撲

令和でも存在感を!白鵬ら“昭和の男”関取25人が集結 荒磯親方もエール「できるだけ長くやって」
昭和の頭文字「S」になって写真に収まる鶴竜(中央)ら昭和生まれの関取(代表撮影) Photo By 代表撮影
 大相撲の春巡業は29日、茨城県水戸市で行われ、25日間に及んだ日程が終了した。平成最後の巡業となったこの日は昭和の日。朝稽古終了後には昭和生まれの関取25人(休場の勢を除く)が集まり、記念写真に収まった。
 記念撮影を企画したのは幕内の琴奨菊(35=佐渡ケ嶽部屋)と豊ノ島(35=時津風部屋)。「何か思い出を残したかった。現役でこういう経験はないので」という琴奨菊らの提案に関取衆が呼応して実現した。

 いずれも30代となった昭和生まれは、幕内は勢を含めて18人。2017年秋場所には幕内が昭和生まれと平成生まれが同数となったが、そこから9場所たっても横綱・白鵬(34=宮城野部屋)、鶴竜(34=井筒部屋)を筆頭に、昭和生まれが地力を発揮している。17年初場所で大関からの転落が決まってからも幕内の土俵で奮闘を続けている琴奨菊は「昭和生まれの方が根強いのかなと思う。1場所でも頑張って、盛り上げていけるように。みんなもその気持ちだと思う」と新元号の令和の土俵でも存在感を見せることを誓った。

 この日は茨城県出身の荒磯親方(元横綱・稀勢の里)が14日の茨城県常陸大宮市の興行に続いてあいさつに訪れた。昭和生まれの荒磯親方は今年1月の初場所を最後に引退。自身は令和の土俵に上がることはできなかったが、いまだに現役を続けている“同志”にエールを送った。

 「(昭和生まれは)できるだけ長くやってほしい。特に同世代の豪栄道はバリバリに大関を張っている。もう一つ上もある。まだ(自分が本場所中に詰めている)警備室には来てほしくない」と同じ昭和61年生まれの豪栄道(33=境川部屋)に令和での横綱昇進を期待した。

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