横綱・白鵬 “ぶつからないぶつかり稽古” 患部を気にして慎重な内容

2019年05月03日 14:16

相撲

横綱・白鵬 “ぶつからないぶつかり稽古” 患部を気にして慎重な内容
旭大星(右)に胸を出す白鵬 Photo By スポニチ
 大相撲の横綱・白鵬(34=宮城野部屋)が3日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で行われた伊勢ケ浜一門連合稽古に参加し、ぶつかり稽古で十両・旭大星(29=友綱部屋)に胸を出した。
 ただし、相手の当たりを受けずに、初めから自分の体に頭をつけさせてから押させる“ぶつからないぶつかり稽古”。春場所千秋楽に右上腕の筋肉を断裂してからは初めてのぶつかり稽古とあって、患部を気にしての慎重な内容となった。

 稽古を終えた白鵬は「足腰はしっかりしている。巡業でやってきたから」と体の出来には満足している様子だった。右腕などを使う細かい動きについては「問題なかった。(ぶつかり稽古が)一番ずつ終わったあと、“(右腕を)使っちゃったな”という感じだった。良くなっているということ」と感触を口にした。相手の当たりを受け止めることは回避したが「明日から多少、衝撃があってもいいのかなと。日に日に新しいことをしていきたい」と話した。

 負傷後は相撲を取る稽古を行っておらず、令和初の夏場所(12日初日、両国国技館)に向けて不安は残るが、徐々にペースを上げて調整していく考えだ。

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