SO田村はトンガ戦へ「フィジー戦よりプラス1%でも準備できれば」堺合宿開始

2019年07月29日 21:19

ラグビー

SO田村はトンガ戦へ「フィジー戦よりプラス1%でも準備できれば」堺合宿開始
ラグビー日本代表SO田村優は気温が高い中で積極的に動いた Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表は29日、パシフィックネーションズ杯第2戦のトンガ戦(8月3日・花園ラグビー場)へ向けて大阪府堺市での練習を本格的に開始した。強い日差しの中、軽めの調整をした。
 岩手県釜石市でのフィジー戦は34―21で快勝。リーダー陣の1人であるSO田村優(30=キヤノン)は「先週の準備よりプラス1%でもよくできれば、またいい試合が見せられると思う」とさらなるチーム力向上を誓った。

 前戦は芸術的なキックで、WTB福岡堅樹のトライをアシストした。ディフェンスの裏を狙ったプレーを振り返り「罠かなと思った。あんなに空いていると思ってなかったので。だから何回も見ました」と、フィジーの守備位置が変わっていないか再三確認した上での判断だったことを明かした。

 東日本大震災で大きな被害を受けた釜石市で、勝利を飾ったことに改めて言及。「盛岡で練習をしているときも、おばあちゃんたちがグラウンドをきれいにしてくれたりとか、(試合は)お客さんが一杯来てくれて、あんなに国歌を歌ってくれた状況は初めてだった」と、周囲の支えが力になったことを明かした。9月20日のロシア戦で初戦を迎えるW杯でも、ファンの声援を力に変えていく。

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