世界の壁厚く…男子400メドレーリレー4位終戦 小関「歯が立たなかった」

2019年07月29日 05:30

競泳

世界の壁厚く…男子400メドレーリレー4位終戦 小関「歯が立たなかった」
<世界水泳光州2019>男子4×100メートルメドレーリレー決勝、メダルを逃した日本(左下が中村。中央から入江、小関、水沼)(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【水泳 世界選手権最終日 ( 2019年7月28日    韓国・光州 )】 男子400メートルメドレーリレー決勝は順位だけ見れば、惜しくも4位だ。だが、銅メダルのロシアとは1秒54もの差があった。日本は第1泳者の背泳ぎの入江が6位と出遅れ。第2泳者の平泳ぎの小関、第3泳者のバタフライ水沼が1つずつ順位を上げるのが精いっぱいだった。日本記録まで0秒32に迫るタイムも世界の壁は厚く、小関は「ちょっと歯が立たなかった。現状を受け止めたい」と渋い表情だった。
 この種目は04年アテネ、08年北京で銅、12年ロンドンで銀メダルを獲得。16年リオは5位に終わり、五輪の連続メダルが3大会で途切れた。地元開催五輪での2大会ぶりのメダル奪回は最重要課題。今大会が世界選手権初出場の水沼は「来年に向けてモチベーションが高まるレースになった」と1年後のリベンジを期した。リオ五輪でもアンカーを務めた中村は引き継ぎタイムで47秒49と奮闘。「全員がメダルを獲りたいという思いでやっている。今大会で一番いい泳ぎができた。46秒台で泳げれば五輪のメダルに貢献できる」とレベルアップを誓った。

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