全英女子OP単独首位!渋野と一問一答「フォロワーも増えちゃって。影響力半端ない!」
2019年08月04日 07:20
ゴルフ
――単独首位ですね。
「ビックリしています」
――後半はどうやって気持ちを変えていきましたか。
「3パットでボギーを打つのが1番嫌いなので、9番で3パットのボギーでブチってなったときに10番でチャンスにつけられたのは良かった。セカンド狙うぞと決めた」
――前半はパットが入らなかった。
「やはり入れたい気持ちが強すぎたのかなと思います。後半にバーディーパットが入っているときに、ここはパーでもいいやと思って打てたら入ったりしたので」
――最終組だったが朝は緊張はしましたか?
「朝はしなかったですね。普通にティーショットもセカンドもよかったので。どこで緊張したんだろ。9番で3パットして腹が立って緊張しちゃったのかな。あははははは」
――9番でイラッとして、そのストレスの解消はどうやって? 「ティーショットも怒った状態で打ったが、セカンドですかね。セカンドをやけくそに打ったらピンに行っていたので。あ、大丈夫かと。ちょっとすっきりしました」
――海外の試合が初めてだと思うが、期待を超えているのでは?
「超えちゃってますね。私もビックリしている。予選通過できたらいいなと思っていたくらいなので。いやあ、すごいことをしてしまっているんだなと思っています」
――日本でメジャー勝ったときとの比較は?
「比較にできないぐらいの、緊張と、緊張です(笑い)」
――この試合に勝つと東京五輪代表にも近づくのでは?
「アネッサで優勝してから、ちょっと世界ランキングを気にするようになって。1年切ったということで、自分が今どの位置にいるのか気にするようになりました。この試合で上位に入ることによってランクは上がる。この試合は大事です」
――以前は大好きなソフトボールを見に行きたいと言っていましたが。
「だって、チケットなんもしてないんですもん(笑い)行きたかったですけど…自分が出て、選手に会う!」
――渋野さんがメジャーで勝つと、ゴルフ競技の注目度が上がるのでは?
「海外メジャーで勝つって言うのは誰ぶりですか?樋口久子さん?ヤバいです。明日、勝ってからですけど…。本当に今日が日曜日であって欲しかった」
――これまでの反響は?
「みんなインスタに挙げてくれる。嬉しい。フォロワーも増えちゃって。影響力半端ない!」
――憧れの選手は誰ですか。
「色々変わってたんで~。レキシー・トンプソンに憧れていたときもあったし、吉田弓美子さんに憧れていたこともあった。あのキャラクターが大好きで」
――ゴルフ界を引っ張る存在にもなれる。
「正直、本当に静かに生きていきたかったんですけど…。(国内)メジャーを勝ってしまってから、静かに生きられなくなったので。2勝もしちゃった訳なので、たぶん目立ってはいると思うので。やっぱり、宮里藍さんのように…はなれないかもしれないですけど。引っ張っていける存在になってみたいな、とはちょっと思います」
――最終日へ向けての意気込みを聞かせて下さい。
「明日も緊張すると思いますけど、最後まで攻めて頑張れば優勝できるかも知れないので。でも、欲張らず。攻めるのに欲張らずはおかしいですけど(笑い)でも、しっかり攻めていきたいと思います!」
◆渋野 日向子(しぶの・ひなこ)1998年(平10)11月15日生まれ、岡山市出身の20歳。8歳からゴルフを始め、作陽高1年時に中国女子アマ優勝。2度目の挑戦となった昨年のプロテストで合格した。今年5月のメジャー大会、ワールドレディース・サロンパス・カップを大会最年少で制し、ツアー初優勝。7月の資生堂アネッサ・レディースで2勝目を挙げた。世界ランク46位で、国内賞金ランクは2位。趣味はソフトボールで、現在も地元に帰ると練習に参加する。1メートル65、62キロ。
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