未来のエース候補・勝股が5失点KO 投手陣打ち込まれ米国に完敗

2019年08月31日 16:22

ソフトボール

未来のエース候補・勝股が5失点KO 投手陣打ち込まれ米国に完敗
<ジャパンカップ国際女子ソフトボール大会 日本・米国>日本先発・勝股(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【スポニチ後援ソフトボール女子2019ジャパンカップ第2日 ( 2019年8月31日    群馬県・高崎市ソフトボール場 )】 日本の先発・勝股美咲(19=ビックカメラ高崎)が米国戦で先発し、2回途中KOを食らった。変化球の制球に苦しみ初回に1失点。同点の3回は、1死一、二塁から4番アリオトに左翼フェンス直撃の2点二塁打を浴びた。続く打者に2ボールとしたところで、降板した。2回3分の1を投げ、4安打3四球5失点だった。その後の投手も打ち込まれ、2―8で敗れた。
 「立ち上がり思うようにいかず、四球から入ったのがいけなかった」

 初回、先頭にストレートの四球を与えた。宇津木麗華監督が慌てて打者1人でタイムを取る場面があった。

 6月の日米対抗第2戦では、4回無失点の好投を見せていた。しかし、強敵相手に同じ投球はできなかった。

 「(前回の投球があって)以前よりは自信を持てていたが、前みたいな投球をしたいと思うほど悪い方に行くと思って、きょうはきょうのピッチングをしようと思って投げた」

 降板後はブルペンで、上野からアドバイスをもらった。その大エースはあごの骨折からの復帰段階で、もう1人のエース藤田倭は、左ふくらはぎ肉離れで今大会は出場しない。東京五輪の代表入りへ、アピールの場だったが「できずに悔しい」と肩を落とした。

 宇津木監督が「将来の日本を背負ってほしい」と期待をかける19歳。まだチャンスは残っている。

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