大坂、ストレート勝ちで4年連続3回戦進出 「尊敬する」NBAレジェンドの応援に応えた!

2019年08月31日 05:30

テニス

大坂、ストレート勝ちで4年連続3回戦進出 「尊敬する」NBAレジェンドの応援に応えた!
2回戦突破の大坂なおみ(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【テニス 全米オープン 第4日 ( 2019年8月29日    ニューヨーク、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )】 女子シングルスの2回戦が行われ、連覇を狙う第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)は世界ランク53位のマグダ・リネッテ(27=ポーランド)と対戦し、6―2、6―4のストレート勝ちで4年連続の3回戦進出を決めた。バスケットボール界のレジェンド、コービー・ブライアント氏(41、元NBAレーカーズ)が応援に駆け付けた中で貫禄を示した。男子シングルスの西岡良仁(23=ミキハウス)は2回戦で敗退した。
 自身の関係者席に座る希代のスーパースター、ブライアント氏と元NFL選手のコリン・キャパニックを前に1時間11分で試合を終えた大坂は、照れるように笑って言った。「良いプレーが見せたかった。正直、彼らが暑い中で長時間座っていてほしくなかったの。だから3セットまでいきたくなかった」

 第1セットを難なく先取したが第2セットは先にブレークを許す展開。それでも「私はもっと攻撃的になれるはず」と立て直し、0―3から意地の逆転で期待に応えた。

 大坂はこれまでもSNSにブライアント氏との2ショットを載せており、スポンサー契約を結ぶナイキを通じて交流があるもよう。時にはアドバイスをもらうこともあるといい「私は彼をアスリートとして、人間として尊敬している」と特別な存在であることを明かした。昨年の全米制覇で一躍有名になった21歳は「私のベンチにコービーが座っているなんて、去年の私からしたら信じられない」と年相応の無邪気な笑顔を見せた。

 強力援護を受けて順当に勝ち上がり、前回王者の重圧からは完全に解放された。「今この大会を勝つことすら考えていないの。次の試合については考えているけど」。3回戦の相手は主催者推薦で初出場した注目の15歳、コリ・ガウフ(米国)に決定。ウィンブルドン選手権で16強入りした新星を「本当に才能のある子」とした上で「私は誰とやっても大丈夫」と自信を持って迎え撃つ。

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