クライミング代表、既に確定か 出場基準の解釈めぐり混乱必至

2019年11月01日 05:30

スポーツクライミング

 スポーツクライミングで東京五輪出場基準の解釈を巡る混乱があり、日本代表の男女各2人が既に確定している可能性が高いことが31日、分かった。

 五輪代表に決定している男子の楢崎智亜、女子の野口啓代(ともにTEAM au)に加え、男子の原田海(日新火災)と女子の野中生萌(XFLAG)が代表になる見通し。日本協会は、国際連盟が方針を変更したと主張している。

 日本協会は1日に東京都内に選手を集めて説明会を開き、その後に会見する。結果として誤った選考基準を伝えていたことになり2枠目を目指していた選手らの混乱は必至とみられる。

 1カ国・地域から五輪に出場できるのは男女とも最大2人。選手は国際連盟や日本協会の説明から、五輪代表に選ばれるためには「参加資格」が必要で、資格を得られる大会は8月の世界選手権の他に五輪予選(28日開幕、フランス)と来年の大陸別選手権があるとの認識だった。世界選手権は上位7人(1カ国・地域2人まで)が資格を獲得し、日本協会は日本勢最上位が五輪代表になるとの基準を定めていた。

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