テコンドー協会 金原会長退任決定「一度全部退いて新しい形でやらないと」

2019年11月28日 05:30

テコンドー

テコンドー協会 金原会長退任決定「一度全部退いて新しい形でやらないと」
会見する全日本テコンドー協会の金原会長 Photo By スポニチ
 強化方針などを巡りトップ選手との対立が続く全日本テコンドー協会の金原昇会長(65)の退任が27日、決まった。問題の調査や組織改革を委託された検証委員会がこの日、金原会長に3度目のヒアリングを実施。次期理事に再任しない方針を通達し、同会長も了承した。
 検証委の境田正樹委員長(弁護士)は、協会にガバナンスなどの問題はなかったとしながら「お金のない団体が無理して運営をしてきたゆがみがいろいろなところに出てきた」と分析。「体制を改めないと今後の発展が見込めない」と理事の総入れ替えを求めた。今後はBリーグ千葉の島田慎二会長ら外部から約10人の新理事候補を推薦し、年内の新体制発足を目指す。新理事候補には日本フェンシング協会の太田雄貴会長、92年バルセロナ五輪柔道銀メダリストの田辺陽子氏らも浮上している。

 金原会長は「私が再任されるかどうかは大きな問題ではない。我々が一度全部退いて新しい形でやらないと。これが一番の答えだと思っていた。すがすがしい気持ちだし、私の判断に間違いはなかった」と語った。

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