ホストプロの石川遼、3打差14位発進に「全然全然」　賞金ランク首位の今平は出遅れ

2019年11月28日 17:15

ゴルフ

ホストプロの石川遼、3打差14位発進に「全然全然」　賞金ランク首位の今平は出遅れ — ＜カシオワールド第1日＞9番、傾斜から豪快なショットを放つ石川遼（撮影・井垣　忠夫） Photo By スポニチ

　男子ゴルフのカシオワールドオープン（賞金総額2億円、優勝賞金4000万円）は28日、高知県芸西村のKochi黒潮カントリークラブ（7335ヤード、パー72）で雨の中、第1ラウンドを行った。

　賞金ランク5位から逆転賞金王を目指すホストプロの石川遼（28＝CASIO）は3バーディー、ノーボギーの69をマークし、首位に3打差の14位グループで大会初日を終えた。出だしの10番パー5（570ヤード）で残り105ヤードの第3打をSWでピン右1メートルに付けてバーディーを奪う幸先のいいスタートを切ったが、その後は強い風雨もあって思うようにスコアが伸ばせなかった。

　▼石川遼　（ショットは）まだまだですかね。全然全然。ノーボギーだったので四つか五つ以上はバーディーを取りたかったというのはあるので。

　賞金ランク首位・今平周吾（27＝フリー）は1バーディー、3ボギーの74とスコアを崩し、首位とは8打差の2オーバー、84位と大きく出遅れた。

　▼今平周吾　思うようなショットが打てなくて。（39を叩いた）後半は耐えられなかったですね。服を厚着して打つのがスキじゃないので。雨が降らなければ、思うようなショットが打てると思うので。出遅れた分、明日、しっかりアンダーに戻して決勝の2日間伸ばしていこうと思います。

　賞金王の可能性を残した選手の中では67で回った賞金ランク6位・堀川未来夢（26＝Wave　Energy）が5アンダーの2位でトップ。賞金ランク2位ショーン・ノリス（37＝南アフリカ）は石川と同じ3アンダーの14位グループにいる。

　今年5月の中日クラウンズで復活優勝を果たした宮本勝昌（47＝ハートンホテル）が7バーディー、1ボギーの66をマークし、6アンダーで今季3度目の首位スタートを切っている。66はKochi黒潮CCでの自己ベストタイ記録。

　▼宮本勝昌　苦手コースなんでここでの一番いいスコアかもしれないですね。非常に満足してます。パッティングが入ったからじゃないですかね。

　＜賞金ランク＞（1）今平周吾1億5716万9312円（2）S・ノリス1億1997万56円（3）C・キム9607万2725円（4）黄重坤9160万435円（5）石川遼8817万2990円（6）堀川未来夢8094万858円（7）J・ジェーンワタナノンド7747万5150円
　
　＜今大会の賞金配分表＞（1）4000万円（2）2000万円（3）1360万円（4）960万円（5）800万円（6）720万円（7）660万円（8）610万円（9）564万円（10）524万円