設楽悠太、攻めの走りで初V 大勝負へ「日本中が興奮するような走りを」

2020年02月16日 11:36

マラソン

設楽悠太、攻めの走りで初V 大勝負へ「日本中が興奮するような走りを」
熊日30キロロードレースで初優勝した設楽悠太 Photo By スポニチ
 熊日30キロロードレースが16日、熊本市内で行われ、東京マラソン(3月1日)に出場する設楽悠太(28=ホンダ)が1時間29分47秒で大会初優勝。2週間後の大勝負に向け「日本中が興奮するような走りをしたい」と意気込みを語った。
 横殴りの雨が吹き付ける悪条件でも設楽の攻める走りは変わらなかった。序盤から先頭でレースを展開。7キロ付近で独走態勢を築くと、2位に大差でフィニッシュした。大会記録更新はならなかったが「ここで勝たなきゃ次はないと思っていた。勝ててほっとしている」と振り返った。

 気温17度ながら横殴りの雨が吹き付ける悪条件が設楽の体力を消耗させた。ゴール後には寒さと疲労で中継局のフラッシュインタビューをパス。着替えを終えると約10分後に再登場した。

 東京マラソンでは東京五輪マラソン代表の残り1枠を争うが、2時間5分台なら代表辞退を明言している設楽。中間点までは30キロの日本記録を上回るハイペースと直前レースで持ち味は発揮した。「あと2、3割は上がる。しっかり調整したい」と先を見据えていた。

おすすめテーマ

2020年02月16日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム