パラ5冠の村岡桃佳 アルペンスキー&陸上100メートル“夏冬二刀流”を明言

2020年06月15日 05:30

アルペンスキー

パラ5冠の村岡桃佳 アルペンスキー&陸上100メートル“夏冬二刀流”を明言
アルペンスキー(座位)の村岡 Photo By スポニチ
 18年平昌冬季パラリンピック女子アルペンスキー座位で大回転の金を含む5つのメダルを獲得した村岡桃佳(23=トヨタ自動車)が14日、オンラインの合同取材に応じた。来夏に延期された東京大会と22年北京大会を目指し、「両競技でのパラリンピック出場へ全身全霊を注ぎたい」と夏冬二刀流を明言した。

 昨年5月から取り組む陸上100メートルだが、すでに日本記録を樹立した。東京大会終了までは陸上に専念し、その後スキーに復帰する予定だったが大会の延期が決定。どちらか一つを選ぶことも考えたが「欲張りなので両方諦めたくなかった」と振り返る。両パラリンピックでの出場資格を得るために、今後は2競技を同時並行でこなしていく見通しだ。

 21年東京大会と22年北京大会までの期間は、わずか半年。「こんな短いスパンでパラリンピックを渡り歩いた選手はきっといない。私自身が第1号になりたい」と不退転の決意を示した。 (小田切 葉月)

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