医療最前線で戦う“看護師ボクサー”津端ありさ 池江の言葉は「やりがいにつながる」

2020年07月25日 05:30

五輪

医療最前線で戦う“看護師ボクサー”津端ありさ 池江の言葉は「やりがいにつながる」
西埼玉中央病院に勤務する東京五輪代表候補の津端ありさ(日本ボクシング連盟提供) Photo By 提供写真
 ボクシングの女子日本代表が24日、強化合宿中の富山市でオンライン取材に応じた。ミドル級で東京五輪を狙う“看護師ボクサー”津端ありさ(27=西埼玉中央病院)は勤務先から1週間の休暇を得て参加。「ディフェンスが課題。1年延期になったので基本的なことから積み重ねて練習あるのみ」と話した。
 3月の五輪アジア・オセアニア予選で初戦敗退し、5月の世界最終予選には派遣されない予定だったが、五輪が1年延期となったため日本連盟は成長に期待して方針を転換。チャンスが巡ってきた。

 病院は新型コロナウイルスの感染者を受け入れていないが、感染リスクがある医療の最前線での激務は今も続く。一方で、23日の五輪1年前セレモニーで競泳女子の池江璃花子が述べたような、テレビやSNSを通じた医療従事者への感謝の言葉には「やりがいにつながる。看護師をやっていてよかった」と明かした。合宿翌日からは勤務復帰の予定だ。

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