兄妹五輪決まった！詩 一二三の勝利に感涙「おめでとう。尊敬します」
2020年12月14日 05:30
柔道
【柔道 東京五輪男子66キロ級代表決定戦 〇阿部一二三 優勢 延長24分 丸山城志郎● （ 2020年12月13日 東京・講道館 ）】
女子52キロ級五輪代表の阿部詩（日体大）、父・浩二さん、母・愛さんは、講道館の客席で固唾（かたず）をのんで見守った。試合前から試合中にかけて、3人はソーシャルディスタンスを取って着席し、ほとんど言葉を交わさなかった。24分間の熱戦の末に阿部の勝利が決まると、詩と愛さんはがっちりと抱き合い、詩ははばかることなく泣き崩れた。
試合終了から約1時間後、詩は自身のツイッターを更新。「おめでとう。尊敬します。もっと上を目指し2人で優勝します。全身震えてました。あの戦いを見れたことに感謝します！（原文まま）」と投稿。コロナ下、一緒にトレーニングをして切磋琢磨（せっさたくま）した妹に、阿部も「兄としても絶対に負けられなかった。東京五輪で、きょうだい2人で一番輝きたい」と報告した。
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