ブレイクダンス・男子エース半井重幸 今年の漢字は「始」 「ここからがスタート」

2020年12月14日 18:16

スポーツ

ブレイクダンス・男子エース半井重幸 今年の漢字は「始」 「ここからがスタート」
<パリ五輪追加種目ブレイキン会見>意気込みを語る半井重幸(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 日本ダンススポーツ連盟は14日、国際オリンピック委員会(IOC)理事会において2024年パリ五輪の追加競技種目としてブレイクダンスが正式に採用されたことを受けて、川崎市内で会見を行った。会見には今年の全日本選手権を制した男子エースの半井重幸(18、ダンサーネーム・Shigekix)ら、有力選手6名が出席した。
 初めてブレイクダンスが実施された18年ユース五輪(ブエノスアイレス)で銅メダルを獲得した半井。今年11月末にオーストラリアで開催された世界最高峰の国際トーナメントでは、史上最年少チャンピオンに輝き、24年パリ五輪での活躍が期待されている。「僕自身ずっと好きでやっているブレイキンをたくさんの人に知ってもらえる機会ができてうれしい。五輪が自分の中で新たに大きな目標になるのは間違いない」と笑顔を見せた。

 ブレイクダンスは1970年代の米ニューヨーク発祥とされるヒップホップ文化で、1対1で踊って勝負する採点競技。競技としては知られていない部分も多く、今後は国体での競技実施などを視野に、競技の裾野を広げていく。半井は「1人1人踊り方やスタイルも人それぞれ。オンリーワン同士がナンバーワンを決める。(選手が)伝えたいことは何か比べながら見てほしい」と魅力を語った。

 24年パリ五輪の追加競技種目に正式採用され、記念すべき年となった20年に、半井が示した今年の漢字は「始」。「結果を残した1年ではあるが、ここからがスタート。パリ五輪で金メダルは絶対、という気持ちでやっていきたい」と決意を口にした。

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